『天地に咲く 維新篇』
あらすじ
圧倒的不利の状況の中、功山寺で決起し、長州のクーデターに成功した高杉晋作。しかし、喜びも束の間、晋作は病に冒され帰らぬ人に。残された伊藤俊輔、並びに山県有朋は京へ行く。桂小五郎の下、倒幕へ向けて動き出す。薩摩人たちとの同盟も一筋縄にはいかないものの、どうにか戊辰戦争までこぎつけ、維新を迎える。
ところが、新政府はできたものの、意見はバラバラ。岩倉見欧使節団が帰るころには、征韓論で国は真っ二つに割れていた。博文と名を改めた伊藤は、盟友井上馨と、大隈重信とともに西郷隆盛が掲げる征韓論を打ち破るため、大久保利通を対抗馬として立たせることに。しかし、同じ長州人である山県は西郷に対し、戦いを挑む決意が固めることができず、複雑な立場に置かれてしまっていた……
「倒幕」という目標を失い、手探りで未来を探っていた明治初頭。輝いていた先輩たちを失い、最も期待されていなかった松下村塾の末端、伊藤博文、山県有朋が新しい時代を背負うために立ち上がる物語。
CAST
伊藤 博文
後の初代内閣総理大臣、伊藤博文。
明るい性格で柔軟な思考の持ち主。
高杉晋作→木戸孝允→大久保利通と上司が代わるごとに器が大きくなりました。
劇団熱血天使
三橋忠史
Tadashi MITSUHASHI
ブログ:http://ameblo.jp/mitsu-mitsu3284/
伊藤 梅子
伊藤博文の妻。初代内閣総理大臣夫人。
元々の身分は低いが、夫の出世に合わせて英語の勉強をする等、努力家でもあります。
永井 理沙 Risa NAGAI
グリーンメディア
http://www.glean-media.com/talent/talent63.html
山県 有朋
伊藤と同じく松下村塾の出身。宝蔵院流槍術の使い手でもあります。
世に出たきっかけは村塾ではなく、むしろ槍。「陸軍の法王」とまで呼ばれる存在になりますが、維新篇ではまだまだ悩みの中にいます。
千葉総一郎
Soichiro CHIBA
おつる
京の旅籠の娘。山県や伊藤が若い頃に出会っていました。出会った当初から、無骨な山県に興味を持ちます。変わってます。維新の後は、本人も思わぬカタチで山県を支える事に。
劇団熱血天使
沖村 彩花
Ayaka OKIMURA
ブログ「彩」
桂 小五郎
木戸孝允。維新の三傑の一人で長州藩のトップです。剣術の達人ですが、生涯人を斬ることはありませんでした。
司馬遼太郎からは「本来、革命家でなくてもやっていけた人物」とも評されています。
長州人の良心的存在です。
劇団居酒屋ベースボール
石上 卓也
幾松
桂小五郎の妻。かつての祇園のトップ芸者。
出世する前の桂を見初め、妻となる。
桂の潜伏時、危険を省みず握り飯を届け続けたのは有名な話です。
横山 祥子
twitter: sachikopon
acebook:https://www.facebook.com/sachikopon
Instagram:sachiyo1025
大久保 利通
維新の三傑の一人。薩摩藩のナンバー2。
大久保の足音が廊下に聞こえるだけで、会議が静まると言われるほど、威厳のある人物。
そんな彼が若き日に得意とした唯一の宴会芸は「畳回し」。
山野靖博
大久保 満寿子
利通の妻。家庭的な女性。利通との間にも娘があり、大変可愛がっています。
子煩悩な利通しか知らないため、夫が他の藩士から怖れられている存在とは知りません。
木村 美佐
篠原 国幹
薩摩藩士。蛤御門、戊辰戦争と数々の戦に参加した歴戦の勇者。
後に西郷隆盛に付き従い、鹿児島に帰った際には「まさか、あの篠原が!」と政府で大騒ぎするほど優秀な人物でした。
岡田 基哉
中岡 慎太郎
土佐藩士。坂本龍馬と共に大政奉還を成し遂げる。
土佐藩は後に自由民権運動の発祥地となるほど議論が盛んな国でしたが、そこで一番強いのが中岡でした。日本一と言ってよいでしょう。
ちゅうざん
井上 馨
井上聞多。長州藩の上士で、非松下村塾。聞多は殿様から貰った名前。色んなことに詳しく、聞けば何でも答えたために名付けられました。その情報力を駆使して、幕末を駆け回ります。
Teamドラフト4位
兵藤結也
大隈重信
肥前藩士。幕末中は九州を拠点にしていたが、維新後は大久保に抜擢され、中央の政治に関わるようになります。
英語力がずば抜けて高く、欧米の外交官も気圧されるほどの実力の持ち主でした。
有限会社高岡事務所
古堂たや
ダンサー
愛
小川 恵美
劇団M'sカンパニー
金子 綾花
阪井 麻美
もんもちプロジェクト
笠川 奈美
ダンスエレマン
佐々木 健
篠原 生樹子
CHIHARU
宮沢 幸代
三好 那奈